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こんなお悩みありませんか|樹脂部品の修理・交換の壁

「長年使ってきた設備の樹脂部品が破損してしまったが、図面が見当たらない」——ものづくりの現場では、決して珍しくないご相談です。

古い設備や、すでに製造が終了しているメーカーの機器では、そもそも図面自体が存在しないケースや、あったとしても手元に残っていないケースが少なくありません。部品メーカーに問い合わせても「型がもう無い」「生産終了品につき対応不可」と言われてしまい、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。

そうした状況で加工業者に相談しても、「図面がないと製作は難しい」と断られてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、壊れた部品や摩耗した部品そのもの——つまり「現物」が手元にあれば、図面がなくても再製作できる可能性は十分にあります。

樹脂評価項目

図面なし・現物からの再製作|荒川技研の対応手法

荒川技研では、1986年の創業以来40年にわたり、樹脂・プラスチック試作部品の専門工場として、材料選定から加工方法のご提案まで、お客様のものづくりに伴走してきました。この経験は、図面のない状態からの部品再製作においても大きな強みになります。

現物採寸による寸法把握 まずお預かりした現物を実際に採寸し、形状・寸法を正確に把握するところから始まります。ノギスや各種測定器具を用いて、目に見える部分だけでなく、公差が求められる箇所まで丁寧に確認していきます。

樹脂切削加工による高精度な再現 採寸したデータをもとに、ロボドリルや旋盤といった加工設備を用いて、現物に忠実な形状を切削加工で再現します。1点ものの試作・再製作から、必要に応じた小ロット製作まで柔軟に対応できるのが、切削加工ならではの強みです。

透明パーツ・可視化が必要な部品への対応 内部の状態を目視で確認する必要がある部品や、意匠性が求められる透明パーツについては、手磨きに加えてエアロラップというラッピング装置を併用し、手が届きにくい部分まで透明度を出す仕上げが可能です。

対応実績の多い部品例 カバー類、ブラケット、ワッシャー・スペーサー類、各種治具部品など、これまで多岐にわたる樹脂部品の再製作にご対応してきました。

【重要】摩耗・破損状況によっては再現が難しい場合も

正直にお伝えしておきたいのは、「現物さえあれば必ず完全に元通り再現できる」とは限らない、という点です。

摩耗により基準面・寸法が失われているケース 長期間使用された部品は、摺動部やかみ合い部分がすり減っていることが多く、本来の寸法や形状の「基準」となる面がすでに失われている場合があります。摩耗した状態のまま採寸すると、本来の設計寸法とは異なる部品ができあがってしまうおそれがあります。

欠損箇所が多い部品は形状推定が困難になることも 破損の程度が大きく、部品の一部が欠けてしまっている場合、その欠損部分の形状を正確に推定することが難しくなります。

それでも対応できる工夫があります もっとも、摩耗や欠損があるからといって、必ずしも再製作を諦める必要はありません。

  • 左右対称の部品であれば、摩耗していない側の形状から推定して再現する
  • 組み合わさる相手部品(かみ合い側)の形状から、逆算して寸法を割り出す
  • 部品の未摩耗部分の情報をもとに、本来の設計寸法を推測する

こうした工夫によって、再現の精度を高められるケースも多くあります。どの程度まで再現できるかは部品の状態によって異なりますので、まずは現物を見せていただくことが、もっとも確実な判断方法です。難削材やシビアな寸法精度が求められる案件ほど、長年培ってきた切削技術の腕の見せ所だと考えています。

依頼時にご準備いただきたいこと

樹脂部品の修理・再製作をご相談いただく際は、以下をご準備いただけるとスムーズです。

  • できるだけ状態の良い現物・付属部品一式(摩耗の少ない箇所が残っていると、再現精度の判断材料になります)
  • 材質情報(分かる範囲で構いません。破片からの材質判断についてもご相談可能です)
  • 使用環境(使用時の温度、薬品への接触有無、屋外使用かどうかなど)
  • まずは写真での事前相談も可能です

樹脂部品の再製作によくある相談事例

  • 半導体製造装置や医療関連装置で使われる、消耗しやすい樹脂パーツの再製作
  • すでに生産終了となった機器のジョイントやブラケットなど、一品ものの部品製作
  • 左右セットになっている部品のうち、無傷側を参考品として活用した対称部品の復元

荒川技研の樹脂部品修理・再製作サービスの流れ

樹脂部品再製作フロー
  1. 現物・写真によるご相談(図面はあれば助かります、なくても診断します)
  2. 材質・用途のヒアリングと加工方法のご提案
  3. 切削加工〜仕上げ・検査までの一貫対応

お預かりした現物の状態を確認したうえで、実現可能な再現レベルや加工方法について、あらかじめご説明したうえで加工に着手いたします。

図面がなくても、まずはご相談ください

図面が残っていない樹脂部品でも、現物があれば再製作できる可能性は十分にあります。一方で、摩耗や欠損の状態によっては、完全な再現が難しい場合があることも事実です。

大切なのは、部品の状態を実際に見極めたうえで、可能な限りの再現方法をご提案することです。「他社で断られてしまった」「この部品はもう手に入らないと諦めていた」——そうしたご相談こそ、40年間樹脂試作に向き合ってきた荒川技研にお任せください。

図面の有無にかかわらず、まずはお気軽に現物または写真をお送りいただき、ご相談ください。

 
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