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PPSU切削(新素材加工)

PPSU切削加工事例

  • PPSU
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加工サンプルサイズ

①PPSU ケース:150mm×24mm×10mm(高さ)
①PPSU 蓋:150mm×24mm×5.5mm(高さ)
①PPSU メス取手:135mm×5mm(厚み)×φ12

PPSU樹脂製品のご紹介

PPSU樹脂とは?

PPSU樹脂の押出素材としての展開、繰返し蒸気滅菌後の耐衝撃性比較

PPSU樹脂と他素材との物性比較表

技術資料

PPSU樹脂 耐薬品性早見表

ポリフェニルサルホン(PPSU)は、サルホン系樹脂の中で最も高い性能を持ちポリサルホン(PSU)やポリエーテルイミド(PEI)よりもすぐれた耐薬品性を示します。

有機化合物
アセトン ×
イソオクタン
イソプロピルアルコール
エタノール(96%)
エチルエーテル
塩化メチレン ×
クエン酸水溶液
酢酸ブチル
四塩化炭素
トルエン
ベンジン(C5-C12)
ベンゼン
ホルムアルデヒド30%水溶液
メチルアルコール
メチルエチルケトン ×
無機化合物
塩化ナトリウム(10%食塩水)
無機酸
塩酸(36%水溶液)
希塩酸(2%水溶液)
酢酸(10%水溶液)
酢酸(5%水溶液)
濃硫酸(98%水溶液) ×
希硫酸(2%水溶液)

○ 耐薬品性あり
△ 注意して使用する
× 耐薬品性なし

※上記表は一般的な傾向であり、使用条件により耐性が異なることがございます。実際のご使用に際しては、客先にて耐薬品性の試験を実施されることをお奨めいたします。

PPSU樹脂(ポリフェニルサルフォン)は、非晶性スーパーエンジニアリングプラスチックであり機械特性、耐熱性、耐スチーム性、耐薬品性などにおいて諸特性のバランスに優れています。

主要産業分野

→医療器具
→製造装置・機械産業
→食品関連

用途

→トレイ、内視鏡部品
→ガラス窓代替ののぞき窓
→哺乳瓶、ラインカバー

FDA、UL、NSF、厚労省の各規格に適合しており、医療用、食品用など高い安全性を求められる分野に適しています。

高温特性

耐熱性に優れ、かつ耐スチーム性が特に優れます。
荷重たわみ温度207℃

機械強度

耐靭性、耐衝撃性を有する。繰り返し蒸気滅菌後の耐衝撃性に非常に優れます。
耐衝撃性(ノッチ付)69~690J/m

寸法安定性

線膨張係数が低く、吸水性も少ない為寸法安定性に優れています。

耐薬品性

優れた耐薬品性を有します。

環境特性

環境ホルモン(ビスフェノールA)が含まれません。

透明性

スーパーエンジニアプラスチックの中でも数少ない透明性を有する樹脂素材です。

留意点

・耐紫外線性に劣ります。
・ケトン類、エステル類、ハロゲン化炭化水素、芳香族系溶媒に侵されます。

PPSU

蒸気滅菌耐性が非常に強い素材

のぞき窓(ガラス代替)

PPSU

PPSUは蒸気による滅菌、殺菌処理(オートクレーブ)をはじめ、各種滅菌耐久性が高い材料です。
PSU(ポリサルホン)樹脂よりも滅菌耐久性は大きく向上しますので、繰り返しの滅菌処理用途に使用されます。このように優れた特性を活かし医療機器用途や食品関連機器ののぞき窓等に御検討いただけます。また透明性を活かし配管内の流動の挙動を確認するための配管用途などとしても導入が検討されております。

繰り返し蒸気滅菌後の耐衝撃性比較

蒸気滅菌繰返し後の衝撃試験

⇒132℃ 30分を繰り返し処理

1.5mの高さから落下させても割れない

10回繰返し処理後のボトルを使用水で満たしコンクリート床に落下

PPSU樹脂が持つタフさ

PPSU

蒸気滅菌処理による耐衝撃性変化

処理前:PES≦PSU<PPSU=PC
処理後:PC<PES<PSU<PPSU

物性比較

試験項目 ASTM試験方法 単位 PPSU PSU PEEK PEI PC
オートクレーブ耐久性
(132℃、30分、50ppm モルホリン添加)
- 回数 >2000 <100 <2000 <100 <10
引張強度 D638 MPa 70 70 98 104 61
破断時引張伸び D638 60-120 >60 60 140
曲げ強さ D790 MPa 91 106 170 163 90
曲げ弾性率 D790 GPa 2.4 2.7 4.2 3.4 2.2
アイゾット衝撃強度 (ノッチ付) D256 J/m 690 69 85 53 880
荷重たわみ温度 D648 1.82MPa/℃ 207 174 152 200 133
連続使用温度     - - 260 - 115
吸水率 D570 0.37 0.3 0.5 0.25 0.2
耐薬品性 - -
FDA適合性 - -
透明性 - - ×
比重 - - 1.3 1.24 1.32 1.27 1.2